「感覚統合」とは?
はしもと治療院の江﨑です^_^
今回お話しする内容は「感覚統合」についてです。
「感覚統合」という言葉をご存知ですか?
慢性的な痛みや不調、自律神経の乱れなどは、感覚統合が適切にできていないからかもしれません。
感覚統合とは簡単にいうと、「感覚情報を分類したり、整理する脳の働き」です。
人間には様々な、そして膨大な量の情報が絶えず体に入ってきます。
例えば視覚。
目で見た情報が網膜、視神経を介して脳に届きます。
また、手足を動かしている時の筋肉の伸び縮みの感覚(=固有受容感覚)や、体の傾きの感覚(=前庭覚)など、普段私達が意識しないような何気ない感覚が常に情報として入ってきます。
これらの感覚情報は、先程お伝えしたように脳によって整理される事で、正しく感覚を認識したり運動などのアウトプットに適切に繋げる事ができます。
しかしこの統合がうまく機能しないと感覚の認識がうまくいかず、脳も混乱したり、適切な行動に繋げにくくなります。
もっというと、脳が「安心・安全」を感じにくくなり、心身の不調が起こりやすかったりします。
感覚統合がうまくできない理由もいろいろありますが、トレーニングによって適切に統合できるようになります。
その辺りも含めて、次回以降もお伝えしますね^_^