感覚統合とは?② 実践編
はしもと治療院の江﨑です^_^
今回も前回に引き続き、「感覚統合」についてお話しします!
今回は、感覚統合をうまく行うための簡単にできる実践法をお伝えします。
前回、視覚や聴覚などの五感、筋肉の伸び縮みを感知するセンサーである筋紡錘などの固有受容覚、平衡感覚の前庭覚など、様々な情報が体に入力されると言いました。
それらの感覚情報を脳がうまくまとめたり、整理したりする事を感覚統合と言いますが、その統合において重要な体の部位の一つが…
「足底(足の裏)」です。
足の裏には、「足底メカノレセプター」といって、簡単に言うと「感覚受容器」という情報を感知するセンサーがたくさんあります。
感覚受容器とはその名の通り、温かさや冷たさ、痛覚や触覚などの感覚を受容するセンサーです。
足底からの情報が脳に伝わり、前庭神経核という中継点のような場所で、さらに視覚や前庭覚も加わって感覚統合を行います。
足ツボって耳馴染みがあると思いますが、感覚統合においても足底は重要になってきます。
当院にもおいてある、写真のような突起物のある物に立って足踏みをしたりするだけでも、足底メカノレセプターが刺激されて感覚統合しやすくなります。
本来は同時に視覚と前庭覚のアプローチもあると良いのですが、足底刺激だけでも十分です!
まあ色々と細かい事を言いましたが、足裏を刺激する事は慢性的な痛みや不調を改善するための一つの手段として有効になり得るということです^_^
皆さんもぜひ試してみてください!