正座ができない膝の痛みの解決策②
今回も前回の続きで
「膝の痛みで正座ができない」方に向けて
改善に重要な4つの方法のひ1つについて書いていきます。
②膝の裏の筋肉の腱に対して運動刺激を入れる
多くの書籍やメディア、医療機関等で「膝痛には筋トレ&ストレッチ」といった指導がされています。
ただ実際のところ日々の現場の中でも
筋力がある人に膝痛が起こらないかと言ったらそうでもなく、柔軟性が高いからと言って膝痛が起こらないというわけでもありません。
「筋肉量と体の柔軟性」と「膝の痛みの有無」は正比例しないというのがリアルだと思います。
筋力をつけましょうという類でよく取り上げられる筋肉は大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)なのですが、その筋肉を鍛えても膝痛が治らない、正座ができないということはよくあります。
今回お伝えしたい重要な筋肉は膝の裏の筋肉で「大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋」です。
これらをまとめて言うとハムストリングスと言いますが、このハムストリングスの膝側の腱に対して刺激を入れる(腱をピンポイントで収縮、伸長させる)ことで
正座をした時に膝が曲がり切るようになりやすくかつ曲げ切った時の痛みも軽減、消えていくケースがあります。
ここの腱の部分に対して適切な収縮運動を入れることによって
正座をした際の
膝の裏の痛み、詰まった感、張った感が消えることがよくあります。
筋肉の中心部に対してのストレッチや運動は比較的容易なのですが、腱に対してのストレッチや収縮はポジショニングや強度の調整が重要になってきます。
当院では各々の膝の状態に合わせて適切に見立ててアプローチを行います。
もしあなたが正座をした際の膝の裏の痛み、突っ張り感で悩まれていましたらご連絡ください。
当院が解決いたします。