眼の基本について①

はしもと治療院の江﨑です😊
今回から少し長いシリーズになります!
大きなテーマは「眼(視覚)」です。
簡単にいうと、「眼=視覚」は体や心の不調に「大きく」関わります。
その辺りの話の前に、まずは眼の基本的な話をしていきます。
私たちは当たり前のように眼で世界を見ています。
それも、とてつもなくクリアな世界を。
眼はよくカメラに例えられますが、それもそのはず、カメラは人間の眼の構造をモデルに作られたからです。
そんな眼の構造は、以下のようになっています。

角膜:黒目を覆っている透明な膜です。
強膜:いわゆる「白目」の部分です。また、よく聞く結膜炎の「結膜」は、この強膜の上を覆っている薄い膜です。
水晶体:「レンズ」であり、ピント調節を行います。ここが濁るといわゆる「白内障」と言われます。
網膜:眼球の最も内側にある薄い神経の組織です。基本的にここを損傷すると視力を失います。
中心窩(黄斑):網膜の中央に位置し、視力に最も関わる部位。黄斑の1番中心が中心窩。
視神経:脳神経の1つで、網膜の情報を脳に伝える神経組織。
そもそも視神経によって眼と脳は繋がっているので、眼は(特に網膜)「脳の一部」と言うことができます。
私たちが眼で見ている映像は、そもそも「眼に入った光刺激」です。
もう少し細かく言うと、「物体に当たって反射した光」を見ています。
太陽や照明のような「自ら光を放つ物体=光源」によって放たれた光が、物体に当たって反射され眼に届き、物が見えるわけですね。
ちなみにスマホやPCのようなデジタルデバイスも自ら光を放ちますが、いわゆるブルーライトが直接至近距離で網膜に届くので、眼に良くないと言われるわけです。
それも太陽光のような朝〜日中に浴びるわけではなく、夜もお構いなしに浴びるので、睡眠に重要なメラトニン分泌のリズムが狂い睡眠モードに移行しにくくなったりします。
これが寝る前にスマホを見ない方が良いと言われる1つの理由ですね。
次回も眼の基本についてお話ししていきますね😊