長引く痛みや不調と「報酬」の関係③

はしもと治療院の江﨑です😊
今回は報酬に関わる「ある物質」についてお話しします。
答えから言うと「ドーパミン」です。
おそらく聞いた事はありますよね?
よく「やる気」や「喜び」「快楽」といったイメージで語られます。
実際ドーパミンが分泌されると、そのような「ポジティブ」な感情が生まれます。
例えば、ご飯を食べてお腹を満たすと、脳は「満足感」を覚えます。
これは一次的報酬である「食」を得る事ができたので、ドーパミンが分泌された結果です。
また、親から「勉強頑張って偉いね」と言われたり、上司から「仕事できるようになってきたな」と言われると、脳は「喜び」を感じたり「やる気」が出たりします。これも先ほどと同じく、二次的報酬である「承認」や「成長」を得る事ができたので、ドーパミンが分泌された結果です。
このように報酬を得られると、ドーパミンの作用によってポジティブな感情となります。
ポジティブな感情はさらに「行動の促進」へとつながり、「また褒められるために頑張る」「より成長できるように頑張る」という「繰り返すためのスパイス」となります。
そのほうが、より報酬を得られることにつながる=報酬の目的である「生きるため」につながるからです。
さて、これだけなら何も問題はないのですが、実は報酬におけるドーパミンには直接的な報酬を得なかったり、喜びややる気だけではない場合でも働きます。
次回そのあたりについてのお話をしますね!
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