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症例報告8 ぎっくり腰(52歳 女性)

症例報告8  ぎっくり腰(52歳 女性)

【症例報告3】

52歳 女性 

2日前に家事をしていて特に重いものを持ったわけではないが、腰にピキっとした違和感が走りそこからだんだん痛くなってきて動けなくなった。ぎっくり腰は少し癖になっているという自覚あり。寝返りをうつことに時間がかかり、止まっている状態からの動き出しが特に痛くつらい。自力歩行も難しい状態で腰部にコルセットをしてなんとか来院。

腫れや熱感はないが動作時痛がかなり強く痛みのストレスに耐えられない状況。

 

・腹横筋、腰方形筋の防御反射に腰部から背部の可動域制限及び上半身側屈での過緊張

・呼吸パターンのエラー

・胸郭、脊柱の柔軟性の低下

・交感神経活性による身体の過緊張

・歩行制限

・痛みによる代償運動発現

・腹部の膨満感、消化不良の傾向

etc

 

が見られ、1つ1つ理解を伴いながら解決していった。主に呼吸と軽いタッチによる体の防御反射の解除。

 

結果的に自力歩行可能。痛みの尺度も10→2に減少。

寝返り、屈伸、ジャンプ全て可能な状態まで回復。

 

2回目の治療で痛みはほとんどなく呼吸の再教育と運動パターンのエラーを修正し、食生活も指導。

3回目の治療で完全回復。通常通り家事や日常生活を送れる状況になりました。

 

ぎっくり腰は筋肉や関節に対しての強度な負荷で発症すると思われがちですが

実際はその条件下だけではなく、食事や精神面の悪循環からも影響を受けて起こることがよくあります。

環境要因が背景として絡んでくる場合は、ただ体が硬い、柔らかい、筋肉がある、ないの話では解決できないので自己理解や要因の理解が大事になってきます。

 

今後もその人その人にあった適切な見立てを行い適切な治療をしていきます。

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