【東洋医学】一足早い冬支度
はしもと治療院の濱本です。
秋の訪れ…と言うお話をしたところだと思っていたら急にグンと冷え込みますね。
気温差のせいで冬のように感じるほどの朝晩の冷え込みです🍂我が家は冬布団と毛布も出しました🫢
まだまだ真冬の寒さとまではいきませんが、一気に季節が移っていますので今回は一足早いですが少しだけ冬の過ごし方のお話です。
東洋医学的な冬の解釈は、
冬は草木が枯れ落ち、穀物は庫の中にしまい込まれ動物は冬籠りするように、全てが閉塞して陽気(エネルギー)を外に出さない季節なので、冬の3ヶ月のことを閉蔵(へいぞう)という表現をします。
この季節には、早く眠り日の出に合わせてややゆっくりと起き、心静かに過ごし、寒冷を避け温かく保ち、また汗をかいて陽気を失われないようにする。これが冬の季節に調和した養生法である。もし養生法に逆らって、気が動転したり、寒冷にさらされたりすると、腎を傷害し、春になって手足が萎えて冷える。
とされています。
私たち人間も自然界に生きる動物の一員ですが、他の種のように冬眠することはありません。ですがとにかく冬は、寒さから身を守り陽気を守ることが大切です。そして力を蓄えて活動的な春に備えます。
寒い冬だからこそ絶好の養生日和と捉え、自然に順応することを心がけましょう。
本格的な冬が来る前に心の準備ができていると、身体が動かないのは当たり前。ゆっくりしたいのも自然なこと。と少し自分を許して甘やかしてあげられますよね。
冬に向けて参考にしてください😊
⚠️暖房などで温かくしすぎると、体温調節のために体表部(毛穴など)を開き、反対に陽気の発散を促してしまいますので室内の温度には気をつけましょう。