膝に水が溜まる理由とは?
はしもと治療院の江﨑です😊
今回も膝の痛みについてお話していきます。
膝が痛い方で
「膝に水が溜まったから注射で水を抜く」
という事をされた経験があるかもしれません。
・そもそも水とは何なのか?
・なぜ水が溜まるのか?
水とは「関節液(または滑液)」の事を言います。関節液は関節内を満たしており、関節が滑らかに動く役割があります。
なので関節にそもそも水がある程度満たされている状態なのです。
では、それがなぜ溜まってくるのか?
関節内で炎症が起こった際、関節液を増やす事でその炎症を鎮静化させようという働きが起き、結果的に水が増えるのです。
なので例えば靭帯や半月板の損傷といった怪我や、それ以外でも関節に高負荷がかかる環境が続く事で炎症が起き、関節液が増えて鎮静化させようとした結果、水が溜まるという事です。
その為「水を抜いても抜いてもまた溜まる」という場合は、そもそも関節内の問題が解決していないからと言えます。
炎症が解決しない限りは水は溜まっていくので、注射で水を抜く事が解決策ではなく、そもそも何がきっかけで炎症反応が起きているのか?それはどのようにしたら解決するのか?
という事を考えていく必要があります。
当院では鑑別診断をしっかりと行い、何が原因で、どのように対策していく事がベストであるかをお伝えします。
お悩みの方はぜひご相談くださいね^_^