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症例報告3 ぎっくり腰(48歳 男性)

症例報告3 ぎっくり腰(48歳 男性)

【症例報告3】

48歳 男性 

1日前に仕事中に低い椅子に長時間座っていてそこから立ち上がった際に強烈な痛みが走り動けなくなった。ぎっくり腰は過去にも何度か発症しているとのこと。寝返りをうつことに時間がかかり、自力歩行も難しい状態で腰部にコルセットをしてなんとかタクシーに乗ってご家族に補助してもらい来院。

腫れや熱感はないが動作時痛がかなり強く痛みのストレスに耐えられない状況。

 

・腹横筋、腰方形筋の防御反射に腰部から背部の可動域制限及び上半身側屈での過緊張

・呼吸パターンのエラー

・胸郭、脊柱の柔軟性の低下

・交感神経活性による身体の過緊張

・歩行制限

・痛みによる代償運動発現

etc

 

が見られ、1つ1つ理解を伴いながら解決していった。主に呼吸と軽いタッチによる体の防御反射の解除。

 

結果、約5分後には自力歩行可能。痛みの尺度も10→1に減少。

寝返り、屈伸、ジャンプ全て可能な状態まで回復。仕事も翌日から出勤してもらう。

 

2回目の治療で痛みはほとんどなく呼吸の再教育と運動パターンのエラーを修正し、食生活も指導。

3回目の治療で完全回復。通常通り仕事や日常生活を送れる状況になりました。

 

ぎっくり腰は筋肉や関節に対しての強度な負荷で発症すると思われがちですが

実際はその条件下だけではなく、食事や精神面の悪循環からも影響を受けて起こることがよくあります。

環境要因が背景として絡んでくる場合は、ただ体が硬い、柔らかい、筋肉がある、ないの話では解決できないので自己理解や要因の理解が大事になってきます。

 

今後もその人その人にあった適切な見立てを行い適切な治療をしていきます。

 

画像のぎっくり腰ゼロプロジェクトは3年前に僕が立ち上げたプロジェクトで、その場でぎっくり腰を解決できる治療家を増やすために全国各地(東京、神奈川、福岡、大阪、京都)で治療家にぎっくり腰の治療や考え方を伝えています。(新型コロナが流行してからは制限をかけ限定的に行なっています)

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