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症例報告6 自律神経障害、めまい(52歳 女性)

症例報告6  自律神経障害、めまい(52歳 女性)

【症例報告6】

52歳 女性

頭痛とめまいが頻繁に起きるようになり、たまに動悸も起こるようになった。寝つきも良くなく夜も何度か目を覚ますことが増え毎日夢を見る日が続き、寝た気がせず起きていても体の倦怠感が慢性的にある状態での来院。うまく体の力が抜けない。

 

・眼球運動エラー、両眼視がうまくできない。前庭動眼反射のエラー

・呼吸パターンのエラー(腹式呼吸ができない)

・胸郭、脊柱の柔軟性の低下

・視覚情報からの交感神経活性による身体の過緊張

・斜角筋(首の筋肉)の過緊張

・背部筋の過緊張

・肩甲骨の可動域制限

・前方頭位

・小胸筋、鎖骨下筋緊張

・頭を揺らすとすぐにめまいが起こる

etc

が見られ、1つ1つ理解を伴いながら解決していった。

特に呼吸の改善と目の緊張の緩和にフォーカスした。

 

結果、3回目の治療で頭痛に変化が見られ5回目の治療で頭痛、首肩こりともに減少。それに伴ってめまいの頻度も減っていった。

現在8回目の治療が終了し頭痛、めまいのストレスは減少し日常生活に支障はなくなってきた。

症状の段階に応じてステップアップをしながら進行中。

 

自律神経障害といっても色んな症状があり、その症状は背景では繋がっている事がよくあります。呼吸、食事、睡眠、仕事、思考、目の使い方、社会的な背景etc

 

様々の要因が絡み合って結果的に不定愁訴となり原因不明といった形で判断されがちです。

決まった答えはなく、答えは一つではないので簡単な話ではないのですが総じて自己理解はとても重要だと感じています。

今後も経過を見ながら適切な治療をしていきます。

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