【東洋医学】病は「気」から?
はしもと治療院の濱本です。
タイトルにもある「病は気から」この言葉、どういう意味で使っていますか?
『風邪なんて気持ちでカバー!』『気持ちが弱いから風邪引くんや!』など、感情の気として捉えている方が多いのではないでしょうか?
実は”病は気から”という言葉は東洋医学の古典にある「百病は気より生ず」という言葉から来ていると言われていて、
ここでいう「気」とは感情のことではなく、世の中のあらゆるものの構成要素の意味になります。
こころ・身体・自然などの万物は気の働きで変化します。
寒さ、暑さ、マイナスな感情や疲れなども気の変化に関わっていて、東洋医学ではその全てを含めたものを”気”として捉えています。
そしてその変化に対応できないと不調が現れるということです。
ですが、大事な仕事で休めない時や、子どもの病気の看病をしなければならないときなど
自分が病気になってしまうと大変な時は病気にならないですよね。
それは気が張り詰めていたり、無意識に暑さや寒さ対策をしていたりするので病気になりにくいのかなと考えます😌
本当の意味が違っても、感情が含まれていることも確かなので全く間違いというわけではありません。
ただ言葉の成り立ちを知っているとその本質を理解でき予防することもできますし、誰かに教えてあげることもできます。
頭の片隅に置いておくといいかもしれません😊