台座灸と臨床例 胃腸機能と腰痛
はしもと治療院の江崎です😊
前回、台座灸についてのお話をしました。
今回は、実際に治療でお灸を行ったケースを紹介していきます。
患者さんは60代の女性で、慢性的に腰痛を抱えておられました。
いろいろお話を聞いていくと、以前から便秘があり、お通じは大体3~4日に1回くらいで便秘薬を服用している状態でした。
腰痛が慢性的に続く1つの要因にお腹や便通の状態が関係する事があり、この方もそのパターンであると判断したので、お灸を治療プログラムに入れる事を伝えて行っていきました。
写真のように、ツボにお灸を据えて温熱刺激を与えていきます。
温熱刺激が加わると、お灸を据えたところが赤くなり(フレアー反応という)組織循環が良くなります。
症状の度合いや内科的疾患の有無、体質などを考慮した上でお灸をどのくらい据えるのかを判断するので、人によってはたくさん据える場合もあります。
このように
お灸=冷え性対策
だけとは限らず、いろんな症状に対して用います。
お体でお悩みの方や、お灸に興味がある方はぜひ一度ご相談くださいね^_^