適切な治療は適切な評価があって成り立つ

「群盲象を評す」という言葉がありますが、治療でもまさに同じ事が言えると思います。
「木を見て森を見ず」という言葉の解釈に近いですが
体の一部を見て、触って、そこだけを評価しても全体像を把握できていなければ、適切な評価はできないという事です。
適切な評価が出来なければ、適切な治療も選択できません。
「肩の高さが違う」
「足の長さが違う」
「左右の骨盤の高さが違う」
etc...
その部分の評価だけで相互性がある体の適切な評価は中々できません。
全体像を色んな視点で見て初めて治療が始まります。
筋肉の硬さや関節の可動域、動き方だけでなく
例えば呼吸の仕方、皮膚の張力、顔の表情、目の動かし方、脈の打ち方等色々指標はあってそこから色んなものが見えてきます。
毎回全て見ていますよ^_^
「最適な治療は適切な評価が行われた上で初めて成り立つ」
治療法にフォーカスされがちな世の中ですが
「評価」はもっと大切で重要なものだと思っています^_^