正座時の膝痛
はしもと治療院の江﨑です😊
今回は「正座での膝痛」についてお伝えします。
膝が痛くて正座ができないという方は非常に多いですが、どこが原因なのか?
痛みの部位によって様々なケースがあるのですが、多くあるのが「膝の裏が痛む」パターンです。
膝の裏には、ふくらはぎの筋肉と太もも裏の筋肉が付きます。
膝が痛い方はこれらの筋肉が過緊張の傾向にあります。
この筋肉が硬くなる事で、正座をしようといても膝がうまく曲がらず、痛みが起こりやすくなります。
ではなぜふくらはぎや太もも裏が硬くなるのか?
一つの要素として「太ももの前」がポイントになります。
太ももの前の筋肉=大腿四頭筋は膝のお皿に付き、膝を伸ばす作用があります。
膝が悪い方は、膝が伸びきらない状態での歩行や生活動作が続くために大腿四頭筋に過剰な負荷がかかります。
そのため大腿四頭筋が硬くなり、特に膝のお皿につく部分(腱)の伸縮性が低下します。
腱は結合組織でできておりそもそも硬いのですが、より硬くなる事で結果的に膝が伸びづらくなります。
そのような状態が続くことで膝裏の組織の緊張に繋がり、正座がしづらくなり痛みが起きます。
膝がしっかり伸び正座ができるようになる為には、膝裏の筋肉だけでなく、大腿四頭筋の腱の過度な緊張を取る必要があります。
膝の痛みでお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね!
解決するために何が適切か、しっかり診させてもらいます。