視点を変えてみる
スタッフの江崎です😊
慢性的な痛みで悩んでいる方で、病院でレントゲンやMRIを撮って
「骨が変形しているから痛みが出ている」
「骨と骨の間が狭くなっているから痛みが出ている」
といった事を言われた経験のある方も多いと思います。
確かに加齢などにより骨の変形など器質的変性が起こる事で、痛みやしびれといった症状が怒るケースもあります。
しかし、ここでお伝えしたい事は
「必ずしも骨の変形や関節が狭まる事で痛みが起こるとは限らない」
という事です。
実際の研究でも明らかにされていますが、「骨の変形や関節の狭まりがあるのに、特別痛みなどの症状はない」というケースも多々あるのです。
以前診ていた患者さんで、初めは病院で「関節が狭くなってヘルニアが起こっていて、腰から足に痛みが出ている」と言われた方がいました。
リハビリや薬でも良くならないという事で来院され、結果的には施術を重ねる事で良くなりました。
その方が再度病院にてMRIを撮ってみると、以前と同じようにヘルニアが起こっていました。
この事から考察できる事は、「関節の狭まりによるヘルニア」という画像上の事実が、「イコール痛みを起こしていた」という結果に繋がらない、という事です。
このような事象は、ヒトの体においては往々にして起こり得ます。
もちろん画像上の事実が、イコール痛みという結果につながることもあるので、決して病院や画像診断を否定しているわけではありません。
ただ、長い期間改善しない症状がある方は、このように視点を変えてみる事で前進する事があります。
専門家に教えてもらっている事や、いろんな情報を自分に当てはめ実践するもよくならない方は、一度ご相談ください。
多角的な視点から最適なものを選択し、より早く解決できるようサポートさせてもらいます!