消化器官と慢性痛②
前回の記事の続きです😊
また、内臓は生き物にとってとても大切で、内臓が機能不全を起こすと死んでしまいます。
なので生き物は、まず内臓を守るようにシステムされています。
その為内臓の状態が悪くなると、無意識に内臓を守ろうとして周りの筋肉や組織への栄養を犠牲にして内臓優先になり、結果として筋肉や他の組織が変性しやすくなったり、硬くなったりします。
東洋医学でも、消化器官=脾の機能が低下すると不調が起きるという考えがあります。
こういった面から、胃や腸など消化器官を含む内臓の機能が低下すると、腰痛など慢性的な痛みや不調に繋がってきます。
痛みや不調の背景に内臓の機能低下が絡んでる場合、以下のアプローチを行います。
①食事改善と運動
お通じが悪かったり内臓機能が低下している場合は、かなりの割合で食生活の影響が考えられます。
普段の食事はどうか?
消化に悪い物やコンビニ食、外食が多くないか?
さらには咀嚼回数や食事のタイミング・その人の栄養状態を踏まえて、食事を改善する必要があります。
また、消化器の機能を高めるには運動も最適です。どのような運動をする必要があるかをプログラムしていきます。
②鍼灸治療
内臓機能のような体の内部の状況を変えていく場合、東洋医学が効果的です。
胃や腸に関わるツボを使って、内臓機能を高めていく治療を行います。
一言で腰痛やヘルニア・ギックリ腰・五十肩といっても、このような背景が隠れているケースだと違った視点からのアプローチが必要になってきます。
このような事は患者さん本人では中々気づかないですし、分からないものです。
しかしそこを見過ごしていると、解決できなかったりします。
当院では様々な視点から体を診ていき、問題となりうる点をあらゆる策で対処していきます。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね😊
あなたにとって最適な気づきときっかけを与えます✨