眼と頭痛
はしもと治療院の江﨑です^_^
以前、「眼と心身の不調」というテーマでブログを投稿しました。
今回はさらに具体的に症状と結びつけた「眼と頭痛」という内容をお伝えします。
当院にも、頭痛でお悩みの方は非常に多く来院されます。
頭痛といっても痛みの性質や部位、痛む時間帯や時期など様々で、個人差があります。
なので、「頭痛の原因は◯◯です!」と簡単に決めつける事はできません。
人によって様々な要因がありますし、なんなら1つだけとは限りません。
ただ、経験上「かなり高確率で関係する要因」というのも存在します。
それが「眼」です。
眼は外眼筋という筋肉で動きます。
筋肉なので、もちろん使いすぎると疲弊します。
そしてその眼の動きには、さらに後頭下筋群という首と後頭部の付け根にある筋肉との関連性があります。
この後頭下筋群が眼の影響を受け過緊張状態(=固くなる)になると、結果的に頭痛を引き起こしやすくなります。
ようは、眼の状態が首、そして頭痛に影響しやすくなるという事です。
先ほど眼を動かす筋肉を使いすぎると疲弊すると言いましたが、では眼を動かす事は良くないのか?と思う方もおられるかもしれません。
実はそうではなく、少し細かいですが正確には「眼の動かし方に問題がある」と結果的に外眼筋は疲弊します。
眼の動かし方と言われてもピンと来る人は少ないと思いますが、眼の動きを評価する方法があり、当院では頭痛の方には必ずその検査を行います。
眼の動かし方に問題が出る要因は様々あるのでここでは割愛しますが、逆にいえば眼の動きをある程度正常化させれば頭痛は軽減しやすくなります。
前回お伝えした、眼を休ませる・温めるというのは手軽にできる対処法なので、是非意識してみてください。
僕も毎晩寝る前に眼を温めています。
慢性的な頭痛でお悩みの方は、一度ご相談ください^_^