はしもと治療院の江﨑です。

今回は「睡眠」をテーマに発信していきます^_^

 

・中々寝付けない

・夜中に途中で何度も起きる

・朝起きてもスッキリしない、寝た気がしない

・睡眠薬を飲まないと寝られない

などなど

 

睡眠でお悩みの方は非常に多く、当院にもたくさん来院されます。

いわゆる「不眠症」という症状です。

 

睡眠の目的の1つは当然回復行為になりますが、その回復行為がうまくいかないことで、結果的に痛みや不調が改善しにくいサイクルに入っている方は多くおられます。

逆を言えば、適切な睡眠パターンを取り戻す事で、痛みや不調も改善のサイクルに入りやすくなるという事です。

ではどうしたら不眠症が改善されるのか？

その為には「〇〇をしたら改善！」といった簡単な話ではなく、睡眠とはそもそも何なのか？を理解する必要があります。

 

「睡眠は人生の3分の1を占める」

 

とよく言われますよね？

そのくらい生きる上で重要な睡眠ですが、「睡眠」の反対語は「覚醒」

つまり裏を返せば

 

「3分の2は動く（＝覚醒）」

 

という視点を持つ事ができます。

 

では何の為に動くのか？

人ももちろん動物であり、動物の本来の動く目的は「狩り＝食」「繁殖」になります。

ようは生きて繁殖をし、子孫を残す為に動くわけです。

これらは動物的「欲求」であります。

その欲求を満たす為に働く神経機構を「報酬系回路」といいます。

 

少し専門的な話が続いていますが、この欲求を満たすという名目が果たされて初めて覚醒モードが完了し、睡眠モードへと切り替わります。

逆に、覚醒モードの目的である欲求が満たされていなければ、睡眠モードへと切り替わりにくくなるという事です。

 

人間の場合は、動物的欲求である「狩り＝食」「繁殖」のみならず様々な欲求があります。

次回はそういう部分についても発信しようと思います^_^