ホルモンバランスの作用
こんにちは。はしもと治療院の濱本です。
今日はエイジングケアに欠かせないホルモンバランスについてのお話です。
「アンチエイジングの基本」の記事で紹介したお肌年齢を加速してしまう要因の最後の項目となります。
”ホルモンバランスの乱れ”このフレーズ、いろんな場面で目にしたり耳にすることがあるのではないかと思います。
でもその言葉が先行してしまい、良くないんだろうなという認識はあっても実際どういう作用があるのかわからない方が多い印象です。
ですので、今回は少し詳しく、でもわかりやすくお伝えできればなと思います。
お肌の状態は、女性ホルモンが大きく影響しています。
月経前にお肌が荒れやすい…という方には伝わりやすいと思います。
お肌に関わるホルモンは2種類あって、一つは卵胞ホルモン。
卵胞ホルモンはお肌の潤いやツヤ、ハリを保つ作用があります。
美肌作りには欠かせないホルモンですね。
もう一つのホルモンは黄体ホルモン。これは男性ホルモンに似た作用があり、皮脂の分泌を促進します。
分泌量が多くなってくるとニキビや毛穴詰まりが目立つなどのトラブルが起きやすくなります。
この2つのホルモンは月経周期とともに分泌量が変化します。
画像のグラフを見ていただけるとわかりますが、月経前に卵胞ホルモンの分泌が減少しています。
卵胞ホルモンが減少すると、お肌のバリア機能が減少してしまうのでお肌の状態も荒れやすくなります。
そして卵胞期と逆転して黄体ホルモン優位になると分泌量も多くなりニキビなどの肌荒れが起こりやすくなるんです。
月経前にお肌のトラブルが多くなるのはそのせいです。
反対にお肌の調子が排卵期に1番良いというのも卵胞ホルモンの分泌量が多くなるので良くわかりますね。
そして女性ホルモンは年齢とともに減少します😨
40歳を超えるとお肌の変化を感じやすいと言われますが、それは卵巣から分泌される卵胞ホルモンの減少が原因ですが、
年齢とともに卵巣の機能が低下するためです。
月経不順になったり更年期障害が起こりやすくなるというのにも関係しています。
長くなりましたので、次回、ホルモンバランスを整える方法や食事をご紹介します!